7ヶ月~の赤ちゃん
おすわりのころ
生後7~8ヶ月になると、支えがなくてもおすわりができるようになり、そのままの姿勢で遊べるようになってきます。おすわりで手を自由に使えるようになると、それまでのわしづかみから、親指を使ってものをつかんだり、指先を使えるようになるなど、手先が器用になってきます。また、少しずつ、バランスや数の概念を理解しはじめるころです。
手先の発達
9ヶ月頃から、掴もうとしているものの大きさに合わせて、あらかじめ手の広げ方を変えられるようになり、9~11ヶ月では指先でつまむことができるようになってきます。また、13ヶ月になると、大人と同じように物に届く前に物の大きさに合わせて手を閉じ始めるようになります。
バランスの理解
上下に詰まれた箱を見たとき、生後6.5ヶ月の赤ちゃんは上と下の箱の重心がズレていると落ちると理解できます。さらに10ヶ月になると、ズレていなくても下の箱の幅が狭くて不安定なときには落ちやすいというバランスの概念を持っています。
数の理解
6ヶ月の赤ちゃんは、たくさんのものであっても、差が大きければ個数を区別できます。(例:8個と12個は区別できませんが8個と16個は区別できます)